2013年12月14日


抱き上げた彼女の体は熱かった。
平素よりも熱を孕んだ息、腕に触れる汗ばんだ肌。
瞼に落ちる髪すら何処か艶めかしく、思わずその顔に魅入ってしまう。

「……何をしているのだ、私は」

こんなことをしている場合ではない。頭を振り、医務室へと連れて行く。
きっと、熱に浮かされてるのは私もだろう。

140字SS
posted by ロベリ at 13:17| かもかて小話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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